給湯器の寿命

給湯器は、簡単に、手早く、必要量のお湯を作り出してくれる、とても便利な住宅の設備機器です。一日の疲れを癒してくれるバスタブをお湯で満たすにも、油汚れなどのひどい食器を洗う場合にも役立ち、いまや毎日の生活に決して欠かすことが出来ないものでしょう。けれども、そこにあるのが当たり前、問題なく動くのが当たり前となっているあまり、その寿命については深く考えたことがないのではないでしょうか。

給湯器の寿命は、おおまかに10年から15年だといわれています。もちろん、使い方が激しい方が一般的に劣化が激しいと考えられますが、極端に寿命が違ってくるというわけではないようです。さて、給湯器にも、ガス、電気、灯油などさまざまな燃料を使う種類があります。また、瞬間的に沸かす方法と、あらかじめ温めたお湯を貯めて置く方法があります。機材としての寿命は、瞬間的に沸かす方が、お湯を貯めて置く方よりも、給湯器に生じる熱量の関係から、若干短いとも考えられます。どちらにしても、お湯の温度が安定しないようになったと感じたり、今まで聞いたようなことのない音が聞こえるようになったりしたら、寿命であるかもしれませんので、専門家に見てもらうと良いでしょう。

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